英控訴審、アサンジ被告の米国への引き渡し認める

 内部告発サイト、ウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジ被告について、イギリスの控訴審がアメリカへの身柄の引き渡しを認める判断を示しました。

 アサンジ被告はアメリカ政府の機密文書を暴露した罪などでアメリカで起訴されていて、現在、身柄の引き渡しを巡る裁判がイギリスで続いています。この裁判でイギリスの控訴審は10日、アメリカへの身柄の引き渡しを認める判断を示しました。

 一審はアサンジ被告がうつ状態で自殺願望もあることから、「アメリカの拘置施設の状況では自殺を防げない」などとして、引き渡しを認めませんでした。しかし控訴審は、一審判決後にアメリカ側がアサンジ被告の精神状態の悪化や自殺を防ぐために、厳しい管理で知られる拘置施設の独房には入れない、故郷のオーストラリアでの服役も認めるなどの約束をしたとして、一審の判断を覆しました。アサンジ被告側は上訴する構えです。

 アサンジ被告は、スウェーデンでの性犯罪の容疑で2010年にイギリスで逮捕されましたが、その後、保釈中にエクアドル大使館に駆け込み、7年間にわたり籠城しました。おととし、裁判所に出頭しなかった容疑で逮捕・起訴されて実刑判決を受け、現在、ロンドンの刑務所で服役中です。(11日16:24)

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